「使えない新人介護士」にならないために知っておくべき7つの特徴と対策
こんにちは、介護士のあなたは、仕事に慣れてきましたか?
介護士として働くことは、やりがいもあるけれど、大変なことも多いですよね。
特に新人のうちは、先輩や利用者から「使えない」と言われてしまうこともあるかもしれません。
でも、そんなことを言われて落ち込んでいる暇はありません。
「使えない新人介護士」にならないためには、どうすればいいのでしょうか?
今回は、「使えない新人介護士」の特徴と対策についてお話しします。
新人介護士に求められる役割とは?
介護士として働くということは、高齢者や障害者の生活を支えるという責任ある仕事です。
そのため、新人介護士に求められる役割は、以下のようなものがあります。
・利用者のニーズや状態を把握し、適切なケアを提供すること
・先輩や同僚と協力し、チームワークを発揮すること
・自分の仕事を振り返り、改善点や学びを見つけること
・自分のスキルや知識を向上させるために勉強すること
これらの役割を果たすことができれば、新人介護士として成長することができますし、周りからも信頼されるようになります。
また、どんなに頑張ってもどうにもならない場合の対象法を最後にご紹介しています。
「使えない新人介護士」とは?
では、「使えない新人介護士」とはどのような人物でしょうか?
「使えない新人介護士」とは、上記の役割を果たせない人のことです。
具体的には、以下のような特徴があります。
- 自己中心的な考え方や一般常識の欠如
- 周りとの関係性の構築ができない
- 仕事の覚えが悪い
- 指示待ちで、自分で考えて動けない
- 報連相ができない
- 同じミスをする(ミスを報告しない)
- 他責傾向がある
- 遅刻、欠勤が多い
これらの特徴を持つ新人介護士は、「使えない」と言われる理由があります。
それは、利用者や先輩や同僚に迷惑をかけたり、信頼を失ったりするからです。
例えば、
・自己中心的な考え方や一般常識の欠如
→利用者の気持ちや状況を考えずに言い訳や無神経な発言や行動をしたり、ルールやマナーを守らなかったりする。
・周りとの関係性の構築ができない
→コミュニケーションが不足したり、反抗的な態度をとったり協調性が低かったりする。
・仕事の覚えが悪い
→基本的な業務内容や手順を覚えられずに何度も聞き直したり、間違ったりする。
また、指導されている内容のメモを取らない
・指示待ちで、自分で考えて動けない
→自分の判断や責任を持たずに、先輩や上司に頼りっぱなしになったり、何もしなかったりする。
・報連相ができない
→利用者の状態や自分の行動について、必要な情報を伝えたり、確認したりしない。
また、ミスをしても報告をせず隠そうとする人は信用を無くし「使えない新人」を言われやすくなります。
・同じミスをする
→フィードバックを受けても、反省や改善をしなかったり、注意力が散漫だったりする。
・他責傾向がある
→自分のミスや問題に対して、責任を取らずに他人や環境のせいにしたり、言い訳をしたりする。
・遅刻、早退、欠勤が多い
→これは新人に限らず、遅刻や欠勤が多い人は周りからの評価も低く「使えいない」と言われやすくなります。
何故か?それは大事な仕事を任せられなかったり、業務に穴をあけてしまって強いては利用者に迷惑をかけてしまうからです。
これらの特徴を持つ新人介護士は、仕事の質や効率が低くなるだけでなく、利用者や周りの人との信頼関係も損ないます。
その結果、「使えない」という評価を受けてしまうのです。
使えない新人介護士にならないための対策
使えない新人介護士にならないための対策とは・・・
他責傾向を改善するためには、まず自分の行動や結果に対して責任を持つことが大切です。
ミスをしたときには、素直に謝り、原因を分析し、再発防止策を考えましょう。また、周りからのフィードバックを受け入れる姿勢も必要です。
先輩や上司からアドバイスや指摘をされたときには、感謝の気持ちを表し、健康管理をきちっと行い仕事に穴を空けない等、参考にして改善しましょう。
自分の問題点を認めて改善することで、自信やスキルも向上します。
上記で「使えない新人介護士」にならないためにはとざっくり書きましたが実際にはどうすればいいのでしょうか?
細かく「使えない新人介護士」の特徴に対応する対策をご紹介します。
・他者視点を持たせること
自己中心的な考え方や一般常識の欠如を改善するためには、他者視点を持たせることが大切です。
他者視点とは、自分だけでなく、利用者や先輩や同僚の立場や感情を考えることです。
他者視点を持つことで、利用者に寄り添ったケアができるようになりますし、周りとのコミュニケーションも円滑になります。
他者視点を持たせる方法としては、
・利用者や周りの人に感謝や謝罪の言葉を伝えること
・利用者や周りの人の意見や要望を聞くこと
・利用者や周りの人の気持ちや状況を想像すること
・利用者や周りの人に配慮した発言や行動をすること
などがあります。
・フィードバックを投げ続けること
仕事の覚えが悪い、指示待ちで自分で考えて動けない、報連相ができない、同じミスをするという特徴を改善するためには、フィードバックを投げ続けることが大切です。
フィードバックとは、自分の仕事に対して、先輩や上司から評価や指摘やアドバイスを受けることです。
フィードバックを投げ続けることで、仕事の内容や手順を正しく覚えることができますし、自分で考えて動く力も養われます。
また、報連相もフィードバックの一種です。報連相をすることで、利用者や周りの人と情報共有ができますし、問題点や改善点も見つけられます。
さらに、フィードバックを受けた後は、反省や改善をすることが重要です。
・遅刻、早退、欠勤をしない
現場でよく「バリバリ仕事が出来てエース級」の職員でも遅刻や欠勤などが多くては「使えないよね」って言われます。
裏を返せば仕事はそこそこでもしっかり出勤してくれる職員の方が評価が高いということです。
まとめ
使えない新人介護士にならないためには?
この記事では、「使えない新人介護士」にならないために知っておくべき7つの特徴と対策について紹介しました。
使える新人介護士になるためには、以下のことを心がけましょう。
- 他者視点を持たせること
- フィードバックを投げ続けること
- 一般常識を知る機会を増やすこと
- オンボーディングやOJTを行うこと
- 自分で考えて動くことを促すこと
- 連絡を取ることを促すこと
- ミスを繰り返さないようにするために、フィードバックを投げ続けること
- 遅刻、早退、欠勤をしないこと
以上の対策を実践することで、新人介護士として必要な役割やスキルを身につけることができます。
また、周りからの信頼や評価も高まります。
頑張ってもどうにもならない時は
介護現場は厳しい環境ですが、使える新人介護士になることで、仕事のやりがいや充実感も得られます。ぜひ、この記事を参考にしてみてください。
そして、ここまで頑張っても周りが認めてくれなかったり「使えない」など言われ続けてどうしようもなくなった場合は最後の手段として思い切って転職を考えてもいいかもしれません。
先輩職員の中には少なかれ新人いびりが好きな職員もいるのも事実なので・・・
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