みなさんこんにちは！こんばんは！ケンマルです。
今回は転職を数多く繰り返しそのかなには多々失敗も多くあった私の「転職する前にちょっと立ち止まって考えて欲しいこと」をまとめみたので転職しようか悩んでいる方は是非一読して頂けると嬉しいです。
※あくまで私個人の考えですのでその辺りがご了承ください。
私が転職を繰り返して失敗したと思う事
しくじり！私の転職失敗の経緯について
転職にあたり失敗したと思う事を紹介する前に少し私の転職をくりかえした経緯をに説明したいと思います。
平成29年の3月までは転職をあまりすることなく概ね長く働いていました。
しいて言えば従来型特養からユニット型の介護体制で働てみたいという気持ちからユニット型特養に転職したくらいです。
ただ、平成29年初頭に以前一緒に働いていた職員から「老健で一緒に働かない？」と誘いを受けたこと。
その老健が色々問題があり一緒に立て直そうという話でした。
その職員とは以前から気が合い仕事も出来る人で出来ればまた一緒に働きたいという気持ちがあったのでその申し出を快く受けました。
その職員も誘いを私に持ち掛けたときは他の施設で働いていた為4月から合流して一緒に働くはずでした。
ただ、その方は4月までに職場をやめられなくなり私が先に誘われた老健に転職をしたんです。
その老健に入ってからすぐに様々な問題に気が付きました。
施設側からも「立て直すためにリーダーか主任や介護長に」と話がありました。
ただ、転職した際に主任をされていた方が色々病んでしまい途中で失踪をしてしまうなど、人間関係や職場（特に事務方）との関係が最悪な環境だったんですよね。
主任不在になってしまった為、取り合えず私が主任候補として立て直しの主として動き出しました。
主任を引き受けなかったのは入ったばかりの職員が役職に就くことを快く思わない介護職員が多くいたからです。
現場の介護職員の質は正直最悪としか言えず、移乗介助やトイレ誘導を任せると利用者に怪我をさせてしまったり、利用者に暴言を吐いたりと問題がある職員が大半で信頼できる職員がほんの数名しかいない状態。
現にそういった職員の失敗をかばい私も骨折など大けがを3か月の間で2回ほどしたほどです。
その為、看護師の協力を得ながら問題の職員には直接介護には信頼できる数人と看護師と私をメーンで行う体制にして何とか利用者の怪我やクレームの件数を減らしていたんですよね。
ただそん中、事務方からはなんの協力も得られず要求だけ投げられ、現場の介護職員との人間関係にも次第に疲れてしまい私自身、心身とも弱ってしまったんです。
そんなか、私もつい感情的になってその職場を辞めてしまったんです。
正直、ほかにも誘いをかけてくださる施設は多々あったので。
ただ、感情的に転職をしてしまったので心の整理も出来ていなく自分でも心が壊れていたことにも気が付かず転職をしてしまいました。
転職先は常にリーダー候補としての採用だったため、お局職員（役職をやりたくても出来たい先輩職員）の嫌がらせがあったりと人間関係に色々ありひと悶着ありました。
普段なら冷静に対処出来たのですが、自分の精神状況に気が付いていなかったので直ぐに人間関係に耐えられなくなり、場当たり的に転職を繰り返してしまったんですよね。
周りの助言もあり「転職エージェント」の利用を考えた
私の異変に気が付いてくれた妻や仲間の助言もあり診療内科を受診し治療を始めてから少しして自分に適した職場を探そうと思い「転職エージェント」の利用を考えました。
自分の状況や介護に対する思いなどを伝え、今まで誘いを受けての転職で年収なども500万に届く好条件だったことも伝えました。
ただ、年収はそれほど拘らず「役職をしなくていい」「過度な残業がない」などの条件を受け入れて頂ける介護施設を紹介してほしいと伝え現在の職場を紹介してもらいました。
現在の職場は人間関係もよく伸び伸びと介護業務に取り組むことが出来ほとんどのストレスを感じることは無くなりました。
しかし、今年に入り片頭痛発作の症状の一つ「閃輝暗点」（視界不良で目が一時的に見えにくくなる症状）が毎日のように起こったり、脳梗塞が発見されたりと体の不調が目立つようになりました。
そんな状態でもカバーしてくれる先輩職員に恵まれたのも久しぶりに転職してよかったと思えました。
長々と多々転職をした経緯を書いてしまい申し訳ありません。
転職する前に立ち止まって考えて欲しいこと
今回平成29年に転職した老健がトリガーになり心身疲労により転職を繰り返してしまいました。
そこで思ったのは「自分のキャパシティーオーバー」になる仕事は引き受けない！という事。
自分のスキルや能力を評価して頂いて役職の話を持ち掛けて頂けることはありがたい事なのですが、人には適材適所ってありますよね。
私の場合は過度に人に気を使ってしまう傾向にあったり、争いごとは特に嫌いで出来れば人との関係に波風立てずにいたいタイプなんです。
役職となると問題のある職員との対峙は避けて通れなかったり、気を使いすぎて自分が疲弊しきったりしちゃってました。
役職を断れなかったのは私の性格や年収アップなどで家計を助けられるという点があったからなんですよね。
ただ無理をして役職などを引き受け体調を崩してしまったら本末転倒ですよね。
なので施設からの様々な申し出も自分には無理と思ったらきっぱり断る勇気も必要だと今回の件では強く思いましたね。
次に人間関係なんですが、心療内科で治療中に先生からこんなアドバイスを受けました。
「私自身が苦手と感じるタイプの職員に、私自身が気が付かないうちに普通に接する事が出来る職員と苦手な職員と接する時の私の態度に微妙な変化があり、相手にその微妙な変化が伝わり結果人間関係がもつれることもある」という事でした。
正直、私自身の心が疲弊していたせいで苦手な職員には避けるような態度を取ってしまって人間関係を拗らせる原因の一つを自分で作ったしまったかもしれないと今はそう思えます。
なので、転職関して思う事は
- 感情的になって転職をしない
- 人間関係に問題があり転職を考える場合は一度自分も見つめ直し改善できそうにないか模索してに打開でそうになければ転職を考える
- キャパシティーオーバーな仕事は過剰に引き受けない
- 年収に拘らない
など冷静に分析してから転職を考えることが大事だと思いました。
私みたいに感情的に転職を繰り返すと結果「転職を失敗した！」ってことになり転職を無駄に繰り返してしまう悪循環になり転職回数だけ増えてしまいます・・・。
転職は決して悪ではないと思う
今まで私の転職の経緯や思った事を書いてきましたが、内容的には転職はしない方がいいと捉える方もいるかもしれませんが、私自身転職は決して悪い事ではないと重いっています。
要は転職の質です。
また、よくツイッターで「ブラック職場」などのツイートを見ますが正直今まで７か所の施設を渡り歩いていますがほとんど「ブラック？」と思う職場には当たったことはなかったです。しいて言えば平成29年に転職した老健くらいかな？って感じです。
その他の施設に関してはとても良くしてもらった記憶しかないですし。
たまたま運が良かっただけなのかもしれませんが・・・。
しかし、中には酷い施設もあることは事実だと思っています。知り合いにもそういった施設で働いていたと話も聞きます。
また、人間関係でも自分がどんなに改善に努力しても「新人いびり好き」「自分より評価される人を許せ居ない」などねじ曲がったお局タイプもいることも事実です。
なので、自分が施設に対し改善を持ちかけても、お局たちに対して歩みよっても改善が見られない場合はその場ら逃げることは決して悪い事でなないと思います。
自分を護ることが最も大事ですから。
もう一つ大事なことは自分自身の心が病んでいるときに限って自分自身では気付きにくいという事。
私の場合は妻や友人が異変に気が付いてくれたので早めに受診し対応出来たのが幸いでした。
もし周りに気が付いてくれる人がいない場合は、今の職場で働いていて強い不安やストレスを感じているようなら危険サインかもしれません。
そういった場合は転職も考えた方がよい場合もあります。
それと、現場や人間関係の問題から逃げる（改善を求める）ための転職も大事ですがもう一つの転職のメリットはしっかり運営をしている施設を選べば自分自身の成長に繋げる事やＱＯＬを高めることが出来るという事。
まとめ
転職することは常に多大な体力や精神力を消耗しますよね。
ただ、私は感情に流され転職した結果失敗して繰り返し転職をして苦労したのでみなさんにはそんな思いをしてほしくありません。
本当に無駄な時間と労力でしかないので。
どうしても今の職場環境が劣悪でその場から逃げないと自分がダメになると思ったり、自分のスキルや能力を生かし年収や就労条件を上げたいなど明確な目標がある場合は転職をするべきだと思います。
最後に、「転職をする！」と冷静に判断し決めても自力で「ホワイトな職場」見つける事って難しいですよね。
なので私も今回は「転職エージェント」を利用しました。
結果、現在は通勤距離にいささか問題はありますが、概ね満足できる職場に出会えました。
他の職場の情報収取など自力では難しいと感じる方のためにオススメの「転職エージェント」についてもご紹介しておきますので、転職に関する相談や情報収集に使って頂けると幸いです。
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