急な家族の介護必要になったりした時に、仕事をある程度の期間仕事を休まなけれいけない場面ってありますよね。
こと時に不安要因の一つに介護のために休業する場合の収入をどうするか です。
今回は、休業中に給料の代わりに受けることのできる介護休業給付金について調べてみました。
介護休業給付金とは
介護休業給付金とは雇用保険の被保険者で一定の条件を満たす方が、職場復帰を前提として家族を介護するために介護休業を取得した場合に支払われる給付金です。
ただし、この場合は同一家族について受給した介護休業給付金の支給日数の通算が、93日が限度となります。
給付までの流れ
介護休業給付の流れは下記の通りです。
1、介護休業開始(介護給付開始)
※過去6ヶ月の平均給与月額の67%が支給されます。
2、最長3かげつ(93日)までに介護休業給付終了
3、事業主からハローワークに支給申請。
※注意する点は申請は本にではな事業主はハローワークに対し申請をします。
4、支給が決定、指定金口座へ振り込み。
※介護休業日数分をまとめて一括での受け取りとなります。
介護休業給付の申請方法はどうすればいい?
介護休業給付の申請は事業主側で行います。介護休業給付を受けた個人ではないようです。
申請期間
介護休業終了日の翌日から起算して2か月を経過する日に属する月の末日まで。
これだけ読むとよく分からないですよね・・・
簡単に言うとこういうことになっています。
8月25日に介護休業が終わった場合は10月31日までになっています。
・介護休業が終わった日の翌日:8月26日
・2か月を経過する日の月末なので:10月31日となっています。
介護休業給付を受けられる方
介護休業給付を受けるには3つの条件をクリアする必要があります。
1、雇用保険受給資格者
2、過去2年間で1年以上香油保険に加入している方(1か月で11日以上出勤する必要があります・)
3、介護休業開始において1年以上胴事業主の下で勤務している。
対象となる対象家族
負傷、疾病または身体上もしくは精神上の障害により2週間以上にわたり常時介護を必要とする家族を介護する必要がある状態。
対象家族は、配偶者・父母・子・配偶者の父母・兄弟姉妹・孫になっていて結構広範囲に適用されます。
気になる給付金が振り込まれるまでの期間
調べたところ通常は支給決定通知書が発行されてから一週間程度で指定金融機関に振り込まれるそうです
介護休業中に離職した場合どうなるの?
支給期間の途中で離職した場合は最後の支給単位期間は支給を受けることが出来なくなります。
まとめ
今回は、介護のために仕事を休んだ場合に適用できる介護休業給付金について申請の流れや給付金について簡単な内容を調べてみました。
昨今、介護をしなくてはいけない状況に陥り貴重な仕事の担い手を失いやすい状況がある中、こういった国の施策もあるので積極的に利用していきたいですよね。
ただ・・・こういった施策があることが一般の方が簡単に知ることって難しいような気もします。
比較的若い世代ならパソコンやスマホなどになじみもあり、インターネットって自分で検索することにも苦労無くできてしまうと思いますが、中にはそういったことが不慣れな方も大勢います。
そういった方達にもこういった給付金があることや福祉サービスがあることなどを行政も積極的に分かり安く公開してもらいたいものです。