みなさんこんにちは!こんばんは!ケンマルです。
みなさんは毎日お洒落してますか!?
私はというと・・・男なので毎日ひげを剃るくらいですかね(今の若い男子はスキンケアとか凄いらしいけど)。
今回はとあるニュースで、「美しくいたい」願望が健康増進に役立つ というニュースを見て昔施設でやっていた「美容療法」の事を思い出したのでつぶやてみます。
このニュースのなかで
歳を重ねてきた女性が心身ともに元気になる源泉は、実は美容である。歳をとったからこそ、少しでも若く見られたい、元気に見られたい、髪の毛がふさふさしているように見られたい、血色がよく見られたい。こういう感情は、健康な体を維持することで成り立つ
というのはまさにその通りだと思ったからです。
「化粧療法」ってしってますか?
以前勤めていた施設で認知症予防のために定期的に化粧会社のアドバイザーの方に来てもらい、利用者さん参加型の美容教室を開いていたんですね。その時は「化粧療法」という言葉は使っていなかったと思いまう。
その教室を始めてから、利用者さんの表情も豊かになり言葉数も多く社交的になった感じがしました。
アドバイザーさん曰く、「化粧」をすることで脳を活性化し口腔リハビリの効果など様々効果があるとのことでした。
化粧をすると
⓵「美しい」気分や自身がつき心への刺激がある。自分に自信がもてると、人と会う意欲ば芽生えやすくなると言われています。
人と会ってコミュニケーションをとることで「様々なよい感情」が生まれます。こういったポジティブな刺激は生きがいを高めるとも言われています。
②「⓵で芽生えた感情から快の感情が起き脳が活性化。
化粧をすることで奇麗になった自分を見て嬉しい気分になります。これは快感や快楽を生み出す脳内物質の「ドーパミン」が分泌されているからです。
その結果、ストレスホルモンが減りと言われています。
③化粧をすることで肌をパッティングしたり撫でたりすることで、唾液腺へのマッサージ効果やリラックス効果も生まれ、唾液分泌促進になり口腔リハビリ効果も期待できます。
➃化粧をすることで腕や指先を使う事により身体機能の向上につながる というADL維持・向上につながる。
どうですか!?おしゃれ(化粧)をすることで立派なリハビリ効果を得られるんだから素晴らしくないですか?
それにいつもお世話をさせていただいている利用者さんがお洒落で奇麗になると私たちも嬉しくなりませんか?
そのアドバイザーさんはこうも言ってました。
利用者さんが化粧をしてお洒落になることで周りの人も明るくするって。
この効果って認知症の利用者さんのBPSDを緩和させるのにも効果がありそうな気がするんです。
実際にある介護施設で、化粧療法を取り入れてから、徘徊の頻度や夜間のナースコールが減ったという報告もあるらしいです。
BPSDについてはこちらの記事を参照して頂ける嬉しいです。
まとめ
「美しくしたい」願望が健康増進に役立つというニュースを見て「化粧療法」のことを思い出したのでつぶやいてみました。
徘徊や不穏状態が続くからしかたなしに薬を飲ませるという手段をとる施設も多いと思います。 現に今私が勤務している介護施設がそうです。
ですが、おしゃれや化粧など普段普通に生活していれば当たり前の行為を介護に取り入れるだけで認知症の方のリハビリになったりBPSDの抑制効果に繋がったり
なにより利用者さんが小ぎれいになることは凄く嬉しくないですか?
今働いている施設でももう少し人員補充が出来たら「化粧療法」を取り入れてもらえるよう打診してみたいと思ってます。職員がいなさすぎて通常業務をこなすのもサービス残業しないといけない状態をまずは改善してほしい・・・(( ゚Д゚)ハァ 最後はボヤキになってすみません・・・・。